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長岡で佐渡文弥人形上演会5 [佐渡の文弥芝居]

長岡で佐渡文弥人形上演会5

 

また「ひらがな盛衰記」の上演の続きになります。

この狂言を太夫一人、人形五人だけで上演してしまうエネルギーや、ちょっと妙な表現かもしれませんが効率の良さは独特で学ぶべきものは多いと思います。

このお芝居にはそういった場面はないと思いますが、例えば八郎兵衛さんは、

「端役の人形(文楽ではつめ人形)なんかは場合によっては両手で一番ずつ持てば一人で二役出来ますし、持たずに立てかけて置くだけでいいんですよ。人形遣いの人数が不足している場合はよくそうします」

私もそのようにしている文弥芝居を見たことがあります。文楽に慣れてきた私の眼には最初は奇異に映りましたが、次第に不思議な面白さを感じるようになってきました。困った場合はどうでもこうでもなんとかしてしまうという民族芸能の知恵が、なにかを象徴するだけで偶然にも別の効果を観客に感じさせるという好例ではないでしょうか。こういった時にはリアルであることが無意識に観客に強いることになる重さから解放されるような感覚があります。

舞台美術や衣裳、首(かしら)、小道具、語りや三味線などなどお世辞にも洗練されているとは言えない不思議な統一感があります。いい意味のおかしさや楽しさを感じます。

 

以下又写真で舞台をご紹介させて頂きます。

左の人形を使っておられる金子ミツさんは、女性にお歳のことを申し上げては大変失礼なのですが尊敬の気持ちをこめて、確か80歳代も半ばを過ぎておられたと思います。そのパワーとスピード感には圧倒されます。小学校の先生をなされておられたそうで文弥人形が本当にお好きです。

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他の写真です。

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次は、源太を遣っておられるのは座長の川野名孝雄さん、現在の人形遣い第一人者です。やはりスピード感や動きの面白さは並外れておられ、人形を見せる術(すべ)を熟知しておられると思います。

わが八郎兵衛さんは延寿を遣っておられるようですが、難しい役柄だと思います。

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