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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告22(8月30日・上演 其の一) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告22(8月30日・上演 其の一) 

開演の直前の舞台の中は何とも言えない緊張感に包まれ、皆さんの様子を見ると口元は微笑んでいるけれど、記念すべき初舞台を前に内心はどうだったのでしょう。

私は実はハプニングがありました。三味線の棹の上を左手がスムーズに動くように指に掛ける指掛けの紐が直前に切れてしまったのです。以前に書いたことのある棹拭きで代用することも出来たのですがそれではやっぱりお客様から見てみっともありません。しかし流石何人かの女性座員が気が付いたようで、八菊さんが直ぐに繕って下さり事なきを得ました。安堵!有難うございました。

幕の前で和田先生のお話しが続いていることは分かっているのですが、私は三味線の調子を合せたり本を確認したりすることで余念がなく、お話しを聴くどころではありませんでした。八郎兵衛さんも幕が開く直前まで衣裳のことやら何やら、昼食なんか勿論食べていませんし、大わらわの様子でした。 

でも無事に幕が開きました。写真は幕の開く前の引き幕です。以前から八郎兵衛さんが猿八座の引き幕として使用されてきたものです。いいでしょう!

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そして待ちに待った開演です。拍子木とともに幕が開き私が弾き語りを始め、「越後國・柏崎 弘知法印御伝記」が始まりました。

 

弘友、柳の前、千代若の親子が登場しています。

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柏崎の遊郭の場面で、上方からやってきた篠原右源次、荒川団蔵が遊女たちを相手にお酒を飲んでいます。

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荒王と団蔵が喧嘩を始めました。

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弘友と遊女たちです。

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二段目ですが、妻の柳の前を抱き起こす弘友とそれを見つめる千代若です。

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お客様と舞台の上演の様子です。

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無事に幕が開き、お客様が充分にお芝居の内容や筋を理解して下さっていることが(私が一番懸念していたことなのですが)、演奏をしながらもよく分かり嬉しかったです。


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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告21(8月30日・開演前・其の二) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告21(8月30日・開演前・其の二) 

「弘知法印御伝記」を上演する前に、2時から先ず和田修先生の「弘知法印御伝記」についての解説がありました。 写真は2時ちょっと前のものです。もうこの頃は私も着替えたり三味線の調子を合せたりしていますからカメラどころではなくなってきました。 

楽屋では皆さんが着替しました。これは猿之丞さんが足袋をはいている様子です。

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客席はほぼ満席に近い状態になって来ました。

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舞台ではまだ八郎兵衛さんが八重さんに手伝って貰い、鬘を付けています。

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 2時からは和田修先生の「弘知法印御伝記」についての説明がありました。しかし私を含めて座員たちはその貴重な内容を拝聴している時間も余裕もありませんでした。とてもとても残念でした。どなたか覚えておられる方がいたらお聴きしてみたいものです。

いよいよ開幕します。


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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告20(8月30日・開演前・其の一) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告20(8月30日・開演前・其の一) 

開幕前の午後1時を過ぎた頃からお客様が続々と集まり始めました

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猿八集会所と道路は駐車する車の列が延々と続いています。

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ちょうど道路に出ていた三輪大夫さんと立ち話をしました。

「淺やん、えらい人と車やなあ」とかって言っていました。

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体育館の中を窓から覗き込むとお客様がそろそろ集まり、マスコミ陣も準備を始めていました。これが1時頃の様子です。

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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告19(8月30日・舞台準備と昼食) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告19(8月30日・舞台準備と昼食) 

講演が12時に終わって昼食が始まりそれと並行して舞台の準備が始まりました。

先ずは昼食の様子ですが手前の後ろ姿が鳥越先生で、そのお隣の空席が私の席です。舞台では座員の皆さんが準備中です。食事の様子と舞台準備の様子の対象がなんとなくユーモラスでもありませんか?

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次は昼食のお料理です。どんぶりもお漬物もとっても美味しかったですよ!

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食後の西瓜の時間です。

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実は舞台の準備は昼食の前から始まっていました。次の写真はその様子です。皆さんの顔に緊張感が漂ってきたようですね。

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舞台準備がすんで座員の方達は昼食を摂りましたが、八郎兵衛さんは結局食べる時間はありませんでした。本当にご苦労様です。


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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告18(8月30日・午前の講演) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告18(8月30日・午前の講演) 

講演の最中は、私も試演会の準備で控室で忙しかったのですがちょっと講演を盗み見、盗み聴きしました。講師の先生は、武井協三先生先生(国文学研究資料館教授)で演題は「歌舞伎と越後・佐渡」でした。二枚目の写真は、武井先生が講演の最中に鳥越先生に話しかけておられます。046.jpg

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教え子の先生方の講演に耳を傾ける鳥越文藏先生です。その眼差しはとても温かく感じました。

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 猿八集会所の飼い猫が講演を聴いている訳ではないのですが被写体になっています。おそらく八尋さんが撮影したものでしょうね。

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司会している八郎兵衛さんです。

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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告17(8月30日・当日の朝) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告17(8月30日・当日の朝) 

いよいよです、試演会当日の朝を迎えました。越後猿八座にとっては謂わば記念すべき初舞台です。皆さんそれぞれ緊張の朝を迎えられたのではないでしょうか。しかし実際には正式の初舞台は来年611日の柏崎公演になるわけですけれど。 

当日の朝、7時半頃の田村邸の前です。新八さんがオチャメをしてくれました。

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田村邸から鳥越文庫に向かう道すがらの穏やかな心の洗われる風景です。

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鳥越文庫に到着しました。大きな蛾もお出迎えですね。

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朝食の様子です。

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9時からは予定通りに講義が始まりました。講師の先生は神楽岡幼子先生(愛媛大学法文学部准教授)で内容は、「三代目歌右衛門の変化舞踊-越後獅子を中心に-」でした。越後猿八座の座員も拝聴しています。

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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告16(8月29日・背景幕) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告16(8月29日・背景幕)

 午前中に稽古が終わり、午後2時からは夏季講座が始まりました。実はこの時までに背景幕が出来ていなかったのです。八郎兵衛さんは講座の司会や進行をしなければいけないのでご自分で予定していたように描くことは不可能になってしまいました。そこで座員の皆さんにお願いして講座開催中に描いて頂くことにしました。八郎兵衛さんは既に下書きはしてあったのですがそれに沿って色付けなどをしてもらったようです。後で聞いたら講座の進行やお世話で全く様子を見る時間もなかったとのことでした。いずれ描き直したりなさるのでしょうが、まさに大慌ての突貫工事で翌日の試演にようやく間に合ったのです。ということで今日は座員の皆さんが共同で背景幕を描いているところをご紹介させて頂きます。 

新八さんと猿五さんが描き始めているのは初段の柏崎の海と北前船のようです。

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八左衛門さんは山を描いておられるようですね。

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こちらは八雲さん。

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皆さん協力し合って楽しそうです。

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こちらは新八さんです。

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これは三段目の背景で、五智の如来です。そして皆さん一致協力の様子です。

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 私がこの日の晩に到着したら楽屋には初段から三段目までの背景幕が紐に吊ってあり乾かしているところでした。間に合いました! 

時間の経過から見ると、この後は当Blogの8月31日の項、私が29日に自宅を出発し猿八に到着するところへ飛んでいくわけです。順番がちぐはぐになってしまいすみません。


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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告15(8月29日・二段目の稽古) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告15(8月29日・二段目の稽古)

 二段目は11時頃から始まったようですね。 

先ずは切腹しようとする荒王です。

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馬子が弘友の衣装を着て馬に乗って出てきました。

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柳の前が、弘友の衣装を着た馬子を見つけて弘友と見間違えます。

舞台の粗(あら)まで見えていますが、文楽の舞台の舟底の様子にちょっと似ています。

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馬子に切られた柳の前が死の前の断末魔の苦しみの中、千代若に語りかけたりお乳を飲ませたりするところです。ちょっとした聴かせどころ、見せどころだと思います。

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弘友が柳の前を見つけて嘆き悲しみます。

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弘友によって父・秋弘の門前に捨てられた千代若が秋弘に見つけられ育てられることになります。

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 三段目は12時前から始まったようですが、以前お話しさせて頂いたように残念ながらこれ以降は来年の本公演を観てのお楽しみということで、原則的に公開は控えさせて頂きます。どうぞ宜しくお願いします。 三段目の稽古が終った後で全員集合して写真を撮りました。私も加われなかったのは返す返すも残念です。

皆さんご自分が遣われる人形を持っていますが、荘観ですしいい顔していて素敵ですよ!

稽古を重ねて芸の力量がつけばもっともっといい顔になることは私が請け合います。

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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告14(8月29日・初段の稽古) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告14(8月29日・初段の稽古) 

いよいよです、二日目の稽古が全員揃って始まりました。10時頃に始まったようです。初段から私の録音テープを使っての稽古でした。人形を遣っている座員のお名前も紹介したいのですが、分かっている積りでも頭巾を被ると誰なのか自信がない場合もあるので、間違えても失礼ですし今回は差し控えさせて頂きます。 

先ずは、弥彦の長者で人物としては堅いが恩情があり理を通す実直者の老人、秋弘です。

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嫁の柳の前のクドキに答える秋弘です。

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柏崎の遊郭で遊女とお酒を酌み交わす上方から船でやって来た篠原右源次と家来の荒川団蔵です。

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篠原右源次と荒川団蔵が、弥彦から遊びに来た弘友と家来の荒王と喧嘩になるところです。

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いよいよ立ち回りが始まりました。

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荒王が太腿を切られてしまいました。

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荒王が仲間に助け起こされたところです。

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初段が終わった後で八郎兵衛さんが指導をしています。

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八郎兵衛さんが仙八さんに拍子木の打ち方を教えているところですが、これは意外と難しく習得するのはそう簡単ではありません。思ったよりもずっと難しいものです。きちっと打てないと幕も開かないし閉まりもしません。演奏者にとっても落ち着いて演奏を始めることが出来ません。

なんでもないことが難しかったりするものですよね。

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佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告13(8月29日・稽古開始直前) [佐渡猿八・試演会]

佐渡・猿八 第十回「鳥越文庫」夏季講座 試演報告13(8月29日・稽古開始直前) 

いよいよ稽古直前で、自分たちの人形の首(かしら)や衣裳、それに動きなどを最終確認しています。

八左衛門さんと八桐さんです。

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柳の前を遣う八島さんが真剣な表情で動きを確認しています。

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こちらは猿之丞さんと八尋さんです。

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遊女を遣う八楽さん、八浦さん、八菊さんのお三人です。

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次は八桐さんです。

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大沼秋弘の仙八さん、弥彦の猿之丞さん、それを見つめる猿次郎さんです。

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猿之丞さんと共に長老格のお一人・仙八さんの真剣な表情をご覧下さい。舞台に出る時は頭巾を被るので分かりませんが皆さんの表情は本当に真剣です。

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実は昨日八郎兵衛さんから写真家の田村祥男さんが撮影して下さった写真データで郵送して下さいました。座員の皆様は稽古が始まってしまうと撮影できなくなるので稽古写真や舞台写真など非常に助かりますし、またプロの視線から見た撮影ということもいろいろな意味で参考になりました。今後掲載させて頂く稽古や舞台写真は田村さんの写真が増えてまいります。田村さん、大変有難うございました。心から御礼を申し上げます。


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