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見台を置くための台(9月13日) [三味線や舞台に関すること]

見台を置くための台(9月13日)

見台を置くための台を、蒔絵の人間国宝の室瀬和美先生にお願いしていたのですが、先月23日に受け取りました。そしてようやく昨日、見台を乗せてみて色合いなどを見、台を裏返しにしてその中に見台を入れて、見台カバンに入るかどうか実際にやってみました。実に素晴らしい出来栄えでものすごく満足しました。これまでは八郎兵衛さんが作って下さったものを使っていましたが、長い間ありがとうございました。

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蒔絵の人間国宝・室瀬和美先生の工房(11月13日) [三味線や舞台に関すること]

蒔絵の人間国宝・室瀬和美先生の工房(11月13日)

この日は、午後にキーン先生と平井さんに留守を任せ、以前に何度がご紹介したことのある、私の見台を作って下さった室瀬和美先生のアトリエを訪ねました。室瀬先生は、東京芸術大学教授、そして蒔絵の人間国宝でもいらっしゃいます。

私は見台も持参し、見台を置く台の制作をお願いしました。きっと素晴らしい台が出来ることだと今から楽しみにしています。

寸法を非常に丁寧に計測して頂き、これまで使ってきた見台用のカバンに見台も台もすっぽり入るように寸法を取って頂きました。室瀬先生、大変ありがとうございました。どうぞよろしくお願い致します。

写真は、工房にはいったところと、玄関の脇でアシスタントの永田さんが撮って下さいました。

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ハムレット凱旋公演(9月10、11日)37 [三味線や舞台に関すること]

ハムレット凱旋公演(9月10、11日)37 

舞台では既に上演が始まっています。時間は8時過ぎていますから、開演して一時間以上経っています。メイクの部屋ではオフィーリア役の永宝千晶さんが狂乱してからの髪型に変えてもらっています。 

舞台の写真はありませんが、いずれ入手したらアップしたいと思います。

明日は、新潟演劇祭の記者会見がりゅーとぴあであるので今日の更新はこれくらいにさせて頂きます。

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撥の耳をおろす2 [三味線や舞台に関すること]

撥の耳をおろす2

 

爪ヤスリで粗く削った後は、藁を三味線の糸で束ねた一枚目の写真のようなものでごしごしと削ります。

普通こういうことを「耳を削る」とは言わず、「耳をおろす」と言います。

藁の先を少し水にひたしてから耳をおろします。

爪ヤスリに比べて削れる度合いは少ないのでかなりごしごしこすります。

これもおろし過ぎはいけないので時々目で確認しながらおろします。

藁の滓が耳に付着する時があるので、そういう時は取り除きます。

耳をおろしてから三味線を弾きますが、感覚として一番弾き易い耳の状態と言うのは弾き始めてから数日後です。

そしてその期間も僅か3,4日間だけです。

 

このように「撥の耳をおろす」、こんな仕事も三味線弾きにはあります。

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撥の耳をおろす1 [三味線や舞台に関すること]

撥の耳をおろす1

 

撥の耳のお話は以前にさせて頂いたことがあります。

撥先には耳と言って小さな三角形の象牙がついていて、そこは糸の当たる部分ですので弾く程減っていきます。

減り過ぎたままで弾いていると撥の当たる角度が変わって来たり、音にも悪影響を与えます。

そこで新しいものに代えます。

そのことを「耳を入れる」と言います。

入れたての耳は尖っていますから、そのまま弾いていると直ぐに糸が切れてしまいます。

ですから少しだけ削って丸くします。

余り削り過ぎてもいけないのですが。

削る時に先ず私の場合は、四枚目と五枚目の写真のような爪ヤスリで粗く削ります。

これも良く見ながら削り過ぎないように少しだけ爪ヤスリをかけます。

爪ヤスリは目が細かいのでこういう時に適しています。

一枚目から三枚目の写真は、爪ヤスリで削っているところです。

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撥の持ち方など3 [三味線や舞台に関すること]

撥の持ち方など3

 

三の糸を撥で弾く時の撥の位置や角度です。

撥の角度は、皮に対してほぼ平行です。

 

撥で三の糸を弾いた後、撥先は写真のような位置になります。

胴の端っこですよね、この辺りが一番いい音がします。

この位置より下に下がると音が悪くなります。

敢えて下に下げて音を悪くして弾く場合もあります。

例えば老人だとか端役の登場人物を弾く時などです。

そういう弾き方をすることも意外に多いものです。

そう言う時は師匠に、

「もっと悪い音で弾かれへんのか、そないに上手に弾かいでええ」

と言われます。

 

写真は稽古三味線を使っているので皮が汚れていますし、撥皮も少しめくれたりしています。

すみません。

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撥の持ち方など2 [三味線や舞台に関すること]

撥の持ち方など2

 

小指は曲げて撥を握ることを前回お話しさせて頂きました。

基本的に、曲げた小指が三の糸を弾く時には、常に写真のように駒に僅かでも触れるようにしています。

そうでないと綺麗な音が出ません。

普通に三の糸を弾く時にはこのように小指が駒の下側か皮に少し触れています。

大きく弾く時は触れる必要はありません。

大きい音で激しく弾く時は、大きな撥使いで弾きますから自然と小指は写真の位置から離れてしまいます。

その様な場合、小指を伸ばして弾く三味線弾きもいたと思います。

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撥の持ち方など1 [三味線や舞台に関すること]

撥の持ち方など1

 

撥の持ち方(握り方)については以前にもちょっとご説明させて頂いたように思います。

今回はもう少し説明を加えさせて頂きます。

一応写真で私の手本を示させて頂きますが、私は文楽の現役ではありませんから決して正しいとは思えません。

文楽の舞台をご覧になって三味線弾きがどのように撥を握っているか、そしてどのように弾いているかを見て頂くのが一番です。

私などとは比べ物にならないくらい厳しい持ち方をしている筈ですし、撥の遣い方も違っています。

 

写真で見て頂いて分かる通りですが、小指は必ず曲げています。

その理由は後で述べます。

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三味線のサワリについて3 [三味線や舞台に関すること]

三味線のサワリについて3 

いずれにしてもサワリは、微妙で常に難しい問題を三味線弾きに突き付けます。

それぞれの三味線のクセもありますし、湿気や乾燥の具合によっても違います。

三味線弾きの好き嫌いもあり、サワリが多目な音を好む人もいますし、少な目な音を好む人もいます。

一般に少な目の方が調子が合い易いです。

新しい三味線ほどサワリが良く、古い三味線ほどサワリは悪いです。

我々は、サワリを良くするために三味線を分解して棹が胴に対して入る角度を変えることもありますが上手くいかないことも多くあります。

 

写真では私は、三味線を構えずに取り敢えず膝に置いたままの状態で糸を指ではじいてサワリの具合を聴いています。

しかし三味線を普通に構えて撥で弾いた時とサワリが違うことがありますから要注意です。

一の糸が古くなるとサワリも悪くなりますし、一の糸が触れる部分を変えるだけでサワリが変わって来ることもあります。

なにしろサワリは微妙なものです。

 

こうやってサワリについていろいろとお話しして来ましたが、やはり実際に音を出してお話ししないとお分かりになりにくいと思います。

 

サワリについては作曲家の故・武満徹先生と法政大学の田中優子先生の非常に興味深い対談があります。

田中先生の著書で、「江戸の音」だったと思いますが、間違えていたらごめんなさい。

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三味線のサワリについて2 [三味線や舞台に関すること]

三味線のサワリについて2 

今度はサワリのつき過ぎている場合、サワリが強い場合の説明です。

その様な時は、どうするかと言うと、一の糸が音締め(ねじめ:糸が巻きつけてある黒い棒状のもの)に巻かれている個所、この部分を糸蔵(いとぐら)と言いますが、その部分に写真のように和紙を切り取ってはさみ込みます。

そうすることよって一の糸が三味線の山になっている個所に触れることを少なくし、響きが少なくなります。

和紙は、三味線の糸に巻かれている黄色い紙か黒い紙を使っています。

 

音締めについて説明させて頂きます。

音締めは、一の糸の音締め、二の糸の音締め、三の糸の音締めの三本があり、それぞれに糸が巻きつけてあります。

この音締めを締めたり緩めたりすることによって調子が変わります。

締めると調子が高くなり、緩めると調子は低くなります。

糸が巻かれた三本の音締めが差しこんである部分を糸蔵(いとぐら)と言います。

広辞苑には、糸蔵(糸倉)の説明として、

「三味線やバイオリンなどの弦楽器の棹の上部の、糸巻を納めるためにくりぬいた所。糸壺」

とありました。

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