駒込駅前郵便局にて(10月21日) [ドナルド・キーン先生]
駒込駅前郵便局にて(10月21日)
郵便局の椅子に腰かけて住所を書いていますが、上にはマリリン・モンローのポスターです。このポスターを見るといつも、「ボクの友達」と言っています。実際そうなのでなにも言えません。
ステーキを焼く(12月8日)4 [ドナルド・キーン先生]
ステーキを焼く(12月8日)4
この日は、デザートの後で『石川啄木』の単行本の校正ゲラを見ながら、ひとしきり角地さんと話し合いがありました。この頃すでに父は、英語版の校正のことと、『猫と庄造と二人のをんな』の随筆のことで頭も時間もいっぱいで、とても日本語版の『石川啄木』どころではなかったと思います。
翻訳者・角地幸男さんのエッセー [ドナルド・キーン先生]
翻訳者・角地幸男さんのエッセー
ドナルド・キーンの翻訳をほとんどしている角地幸男さんが、月刊『新潮』5月号に「キーンさんとの時間」と題した随筆を書いておられます。とてもよい随筆です。感心しました。本当に父と長い付き合いなんですね。
ステーキを焼く(12月8日)1 [ドナルド・キーン先生]
ステーキを焼く(12月8日)1
買い物から帰って原稿に戻りました。
6時頃に角地さんが来られ、英国風にシェリー酒を飲みながら、今後の翻訳のこと、現在英語で書いている『猫と庄造と二人のをんな』のエッセーの翻訳のことなど話し合いました。
そしてマシュルームを切るなどすることからステーキの料理を始めました。私はサラダを作ることにしました。