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三味線のサワリについて3 [三味線や舞台に関すること]

三味線のサワリについて3 

いずれにしてもサワリは、微妙で常に難しい問題を三味線弾きに突き付けます。

それぞれの三味線のクセもありますし、湿気や乾燥の具合によっても違います。

三味線弾きの好き嫌いもあり、サワリが多目な音を好む人もいますし、少な目な音を好む人もいます。

一般に少な目の方が調子が合い易いです。

新しい三味線ほどサワリが良く、古い三味線ほどサワリは悪いです。

我々は、サワリを良くするために三味線を分解して棹が胴に対して入る角度を変えることもありますが上手くいかないことも多くあります。

 

写真では私は、三味線を構えずに取り敢えず膝に置いたままの状態で糸を指ではじいてサワリの具合を聴いています。

しかし三味線を普通に構えて撥で弾いた時とサワリが違うことがありますから要注意です。

一の糸が古くなるとサワリも悪くなりますし、一の糸が触れる部分を変えるだけでサワリが変わって来ることもあります。

なにしろサワリは微妙なものです。

 

こうやってサワリについていろいろとお話しして来ましたが、やはり実際に音を出してお話ししないとお分かりになりにくいと思います。

 

サワリについては作曲家の故・武満徹先生と法政大学の田中優子先生の非常に興味深い対談があります。

田中先生の著書で、「江戸の音」だったと思いますが、間違えていたらごめんなさい。

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