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越後角太夫の古浄瑠璃への試み3(ハムレット・其の四) [越後角太夫の古浄瑠璃への試み]

越後角太夫の古浄瑠璃への試み3(ハムレット・其の四)

 

こんな経過を経ていよいよ公演に突入してまいりました。八郎兵衛(西橋)さんのご協力を得て楽しい佐渡・猿八での合宿などもあり二ヶ月間以上の稽古期間を経てリハーサルから本公演、私にとっては文楽以来久しぶりの舞台作りの緊張感と充実感を大いに満喫しました。

公演は、新潟公演はりゅーとぴあの能楽堂で11月28日(水)~12月1日(土)、東京公演は南青山の銕仙会能楽研究所で12月7日(金)~12月9日(日)で、七日間で計8回の公演でした。

全日満員御礼で大入袋も出て、新潟も東京も大変盛況だったと思いますし、新聞の批評などもかなり良かったようで安心しました。

個人的にも新潟でも東京でも友人知人、親族達までが沢山見に来てくれて嬉しく思いました。

舞台がこんなに楽しいものだったかを久しぶりに思い出しましたが、これは最初から最後まで極力私の自由にやらせて下さった栗田さんのお蔭、そしてスタッフの皆様のお蔭です。

そう言えば今思い出しましたが、最初に依頼を受けた時に栗田さんに、

「私が作曲や演奏をするに当たって何かご注文はおありでしょうか」

とお聞きした時、

「全くありません、自由にやって下さい」

と言われた時は驚きましたし、一方では非常に有難く思いました。

印象深かったのは銕仙会能楽研究所での公演の時に、栗田さんとご昵懇でいらっしゃる舞台美術家の朝倉摂先生がご覧下さったことです。朝倉先生のことは私も文楽時代に兄弟子であった故・豊竹呂大夫さんを通じでよく存じ上げていてお仕事をご一緒したことがありました。その時本当におそらく15年ぶりくらいに先生にお目にかかったのですが、とてもお元気そうで嬉しかったことと、私にそれとなく朝倉先生らしいおっしゃり方で、

「淺造さん、素敵でしたよ」

と言って下さったことは忘れられません。

栗田さんの同朋で俳優の吉田鋼太郎さんには、握手を求められ褒めて頂いたことも私にとって忘れ難い思い出になりました。

現在栗田さん率いるこのハムレットの主だったメンバーは、りゅーとぴあ能楽堂シェークスピアシリーズ「冬物語」でヨーロッパツアー中です。今回はワークショップなどもあり私の弾き語りの録音を持参し利用したいとのことでした。帰国後の凱旋公演も楽しみにです。次回は、ハムレットで海外公演の予定もあるそうなので私も楽しみにしています。

(写真提供:りゅーとぴあ)

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