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人形遣いの頭巾を染める八郎兵衛(西橋)さん [人形や舞台に関するもの作り]

人形遣いの頭巾を染める八郎兵衛(西橋)さん

 

人形遣いの舞台衣装というと黒衣(くろこ)を着て、黒い頭巾を頭からすっぽりかぶり、黒足袋を履きます。そのような衣装を身につけて人形を遣うことで、人形の衣装や首(かしら)の特徴や人形の動きを鮮明にすることが出来るのです。文楽にもよくある出遣いという、頭巾をかぶらずに遣い手の顔を出すことは越後猿八座では基本的にはありません。人形遣いとしての衣装を身にまとうと座員の皆さんは正しく益々本物の人形遣いらしくなって気持も前向きになられることでしょう。その記念すべき最初のお目見得は、830日(土)佐渡市猿八での第十回「鳥越文庫」夏季講座における試演会です。

黒衣(くろこ)は、現在座員の方が全員の寸法を測って縫製して下さっています。

今日ご紹介するのは頭巾にする布(麻)を染めて、「伸子張り(しんしばり)」《注》している様子です。7月初旬の或るお天気の良い日に佐渡の八郎兵衛さんのお宅で奥様に手伝って頂きながら作業をしています。因みに奥様は染色作家としてご活躍中でいらっしゃいます。

 
  • 《注1》「伸子張り(しんしばり)」伸子を利用して、洗濯した布に糊をつけ、または染めた布のしわを伸ばす法。(広辞苑)また「伸子(しんし)」とは、洗い張りや染色の時、布の両縁に刺し留めて弓形に張り、布が縮まないようにする具、竹製の細串の末端をとがらしたもの。しいし。(広辞苑)

 頭巾染.JPG

伸子張り.JPG


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コメント 5

おりん

光の加減か藍色にも見えます。綺麗な色ですね~。
仕上がりが楽しみです。
by おりん (2008-07-10 11:59) 

越後 角太夫

そうですよね、明らかに藍色に見えます。
でも黒になるはずです。
どの時点で黒に変わるのは、実は私も八郎兵衛さんにお聞きしてみようと思っていました。
来週16日から20日まで稽古のために新潟へ来られるので是非お聞きしてみましょう。
by 越後 角太夫 (2008-07-11 00:12) 

はちろべい

梅雨の晴れ間の青空が、濡れた布に映ったのでしょうか、藍色に写りました。少し灰色がかっていますが一応黒です。赤色で下染めしたり、三回ほど染め重ねると真っ黒になるのですが・・・
by はちろべい (2008-07-12 23:42) 

おりん

三度も!
すごい手がかかっているんですね。
この生地が黒衣になるのを楽しみにしています。
by おりん (2008-07-17 08:47) 

越後 角太夫

頭巾と黒衣が全部ではないですが、出来上がって来ているようですよ。
近々ご紹介できるはずです。
なかなか手が込んでいるもので私も驚きました。
そしてやっぱり色は間違いなく黒でした。
by 越後 角太夫 (2008-07-17 15:36) 

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